塾長ブログ

こんなときこそ。

このたびの地震で被害を受けられた皆さま、謹んでお見舞い申し上げます。

一日も早く、心穏やかな時間を取り戻されるようお祈り申し上げます。



ずっと地震報道をみています。

被災された方やご家族の方が、どんなに恐ろしくどんなに不安な時を過ごしているのかを想像すると胸が痛みます。

心から血が流れるような…そんな感じです。


実は昨年末の時点で、ちょうど今の時期に福島県で講習会を予定していました。体調不良や交通事故などのために、数か月後に延期をしたのでした。なので他人事とはとても思えません。

また、友人や仕事でご一緒した方々が被災地にいます。何度も連絡を取ってみるのですが(当然ですが)音信不通です。

本当に…地震報道を見ていると、深いため息と涙しか出てきません。


でも、多くの方がおっしゃっていますね。

現実を受け入れましょう。そして自分が今できることをしっかりとしましょう。

家族が報道を見て憂慮してばかりいると、子供にもその不安は伝染します。度を過ぎたマイナス感情は子供の心にも暗い影を落とします。

…と。

私もそう思います。



昨日、妹の家に行きました。

ほとんど会話もなく、2人で地震報道に見入っていました。

眉間に皺を寄せ、深いため息をつきながら見ていると、姪の奈々子がおもむろにテーブルの上に上り始めました。

「菜々子、そこに座るとママたちテレビが見えないよ。こっちにおいで」

妹がそう言っても、菜々子は聞き入れません。

まるで、わざとそうしているかのようにも思えます。

国語講師の学習ブログ ~札幌発!こくごの教室

そういえば今日、全然かまっていなかった…。

ママはテレビに見入っていますが、菜々子はずっとママを見ていました。


ママが深刻な顔をしたら、菜々子も寂しそうな表情をします。

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ママが笑うと、菜々子も笑います。

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子供は両親の様子をよく見ています。

心を敏感に察知します。

こんな時です。不安や悲しみの気持ちが支配するのも当然でしょう。

でも、こんな時だからこそ、我が子をよく見てあげて欲しいのです。

大丈夫だよって、抱き締めてあげて欲しいのです。



…昨晩、帰宅した私をいつものように喜んで迎え入れてくれた ゆ~。

一晩中テレビを見て、ため息をついたり泣いたりする私にストレスを感じたのでしょうか、頻繁におねしょをするようになりました。両後ろ足の毛もごっそり抜けています。


また、今朝4時ころ目を覚ますと、ゆ~がベッドにいません。

部屋の隅を見ると、スーツケース(非常用にと用意したもの)の前にお座りをしています。


…こんな暗闇の中で、いつからそこに座っていたの?

出張に行くと思ったのかな。また置いて行かれると思ったんだよね。


大丈夫だよ、ゆ~。

非常事態が起きた時は、ゆ~を置いて行ったりしないよ、絶対に。

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