塾長ブログ

涙と溜息を 力に代えて。

今朝、義援金の振込をしてきました。

今回は「北海道新聞社」主宰のものです。

どれくらい役に立つかはわからないけど、居ても立ってもいられなくて。

食事をしていても、お風呂に入っていても、布団に入っていても…

心苦しさと後ろめたさが襲います。

笑ったり、喜んだり、美味しいと思ったり、明日の約束をすることにすら、罪悪感を覚えます。


私の住む札幌は地震の影響がほとんど無かったので、今は何も変わらない日常を過ごせています。デパートに行っても、地下鉄に乗っていても…本当に拍子抜けするくらい普通の日常がそこにあります。

だからこそ、心苦しいのです。


家に帰ってテレビをつけると、今なお孤立して絶望の淵に立たされている人々がいます。

放射能の恐怖に脅えている人々がいます。

…安全な場所から高みの見物をしているかのような罪悪感。

それが四六時中続いて、胸が苦しくなります。


でも…。

もしも私たちが悲しみ、苦しむことで誰か1人でも救われるのなら、いくらでも悲しみます。

だけど、現実はそうではありません。

今の私にできることを精一杯やる。

何度考えても、どう考えても、それしか無いと思うのです。



私は、「教育」という仕事を通じて、子どもたちの未来をサポートする手伝いをしています。

壊れかけた今の日本を再建するのは子どもたちです。

思慮深く、聡明で。

判断力やコミュニケーション能力に長けていて。

思いやり溢れて、行動力があって。

そんな人間力の備わった子どもを1人でも多く育てていくこと。

それが私の使命だと思って、今の仕事に死力を尽くしています。


だから足を止められない。

どんなに辛くたって、後ろめたくたって、仕事を投げ出すわけにはいきません。

私は私なりの方法で、この悲惨な現実に向き合っていかなければならないのです。


義援金や必要があれば物資支援などの協力をしていくこと。

いつも通り、しっかりと授業を続けていくこと。

このブログを通じてメッセージを発信していくこと(私のブログをいつも読んでくれている方の中にも、震災の被害に遭われた方々がいます)。


…これらを全力で行なっていこうと思います。



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