塾長ブログ

「変える」って実は難しい

今日、居間の戸棚の中を配置換えしました。何年も同じ場所に同じものを収納していたのですが、今朝になってふと気付いたのです。
「これってここに置くよりも、あそこに置いたほうが使い勝手が良くない?」と。

どうしてもっと早く気付かなかったのかな。
面倒だということに薄々気付いていた筈なのに、なぜ何年も行動に移さなかったのだろう。
そう自分の思慮不足を反省しましたが、私だけではなく、誰しも似たような経験があるのではないでしょうか。

また、他の人に指摘されてようやく気付く、などというのもよくあることです。

こんなことがありました。
妹が我が家を訪ねてきた時、私の行動を見ていた妹がこう言ったのです。
「キッチンにもハンドソープを置いておいたらどう?」
そう言われてハッと気づきました。なるほど確かに便利です。ハンドソープは洗面所に‥という固定観念に捉われていたのでしょうか。ハンドソープを2つ用意してキッチンに1つ置いても別に悪くはありません。今の時節は調理の際にすぐ消毒できるのでむしろ効率的でさえあります。

 

「変える」ことは、実はなかなか難しいものです。同じことをするのは安心感があるので、なかなか「変えよう」と考えが至らないのもあります。
しかし、自分の行動を振り返ったり、周りを見渡したりしてみると、改善の余地があるものがきっと山ほどあるはず。「以前からずっとそうしているから」とか、「そこにずっと置いてあるから」とか「今まで誰にも指摘されなかったから」と、考え無しの慣例を続けてはいないでしょうか。家庭でも仕事でも同じで、「いつも通り」の中には、変えることで劇的に効率が上がるものが数多く潜んでいます。

日常という川の流れにただただ身を任せるのではなく、「流されまい!」と時には止まって思考してみるのも大切なことです。

どうしたら改善するのか。
どうしたらもっと良くなるか。
どうしたら、どうしたら…。
そう熟考し、創意工夫し、実行する姿勢こそ万事において「進歩の核」なのだと私は思っています。

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