塾長ブログ

想像する力は全てに通じる

簿記検定を受けたいという生徒に、勉強の仕方を質問されました。私は日商簿記2級を持っています。演習の仕方とともに、最後にこうアドバイスをしました。
「想像(イメージ)すること!」

自分がその店の経営者として、売り上げや収入、商品の仕入れなどについて想像してみることが大事だと思います。
「今年は売り上げが少なかった。だからこれだけ在庫が残って…」
などとストーリー仕立てで考えたり、図やイラストを書いたりするのもお勧めです。特に入門である3級を勉強する際には、この想像力が不可欠。2級になると、工場簿記といってなかなかイメージしくい分野が登場するので、その前にしっかりと簿記の理解を深めておくとよいでしょう。

この想像する力は、ほぼ全ての学問に必要な力です。とりわけ国語においては、文章を書くのにも、問題を読み解くにも、人の話を聴く際にも、相手に意見を話す時にも、想像力を使います。
国語力は、社会人になると今度はコミュニケーション力と形を変えて問われ続けるのですが、この想像力が欠如していると日常生活でも多くの支障が出てきます。

今、何が求められているのか。
自分がこう言ったら相手はどう感じるだろうか。
これを今しっかりやらなければ将来的にどうなるのだろう。

それらが想像できないと、とても苦労します。

 

そして、この想像力においても継続的なトレーニングが要るのです。どの教科においても、具体的にイメージすることや、自分に置き換えて想像する練習を重ねながら、少しずつ力をつけていきましょう。

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