塾長ブログ

聴く力を磨く その2 ~店のピンチを救え!

前回の続きです。


開店当初の経営はとても順調でした。

満席で、お客様に頭を下げてお帰りいただくことも度々あるほどでした。


でも、そんな状態も長くは続かず、開店から3ヶ月も経つと次第にお客様の数は減っていったのです。

20時開店・翌1時閉店でしたが、ひどい時にはお客様が1人しか来ない日もあったくらいです。


これではマズイ…。何とかしなければ。

私たち姉妹は作戦会議をして、色々な対策を講じました。


例えば、

・セット料金を値下げする

・グラスをはじめ、店の調度品を上品なものに変える

・キレイな女の子を雇用する

・店内のレイアウトを工夫する などなど。

全て実行してみましたが、客足は一向に回復しません…。


頭を悩ましていた私たちは、そのうちシンプル且つ根本的なことに思い当たったのです。


お客様は一体、何のためにクラブに来るのだろう?

お酒が飲みたいから?

…いやいや、何も高いお金を払って来なくても、自宅でもお酒は飲めるだろう。


では何のため?

目的は?


クラブやスナックの特徴は、「ママや女の子が接客する」こと。

…そうか!お客様は、ママや女の子に会いに来るのか!

日常のストレスや疲れを忘れ、束の間の「癒し」を求めて、彼女たちと楽しい時間を過ごすために来るんだ。


そんな当たり前なこと…。

そう思われるかもしれません。

でも、その事実に考えが至ったことは、私たちにとって非常に重要なことでした。


さらに考えます。


お客様はママや女の子に会いに来る。

それならば、ママや女の子は「会話力」を磨くべきなのではないか?

お客様が楽しく会話できるような「話術」を身に付けることなのではないか?


政治経済の話をしたいお客様と対等に話せるように、日経新聞を読むとか。

野球の話が好きなお客様のために、野球の勉強をするとか。

とにかく、いろいろな知識を仕入れることは会話力をアップさせるのに役立つだろう。


早速、この仮説を検証するために私たちは動いてみました。

当時全く指名の取れなかった女の子(Aちゃん)に、こう指示を出してみたのです。

「お客様と話ができるくらいに野球に詳しくなってください」


根がマジメなAちゃんは、真剣に野球について勉強し始めました。

その甲斐あって、間もなくお客様と野球談義で盛り上がることも多くなったそうです。

比例するように、Aちゃんの指名も増えていきました。


作戦成功!

やっぱり接客には会話力…とりわけ「話術」は絶対に必要な力だったんだ!

私たちはそう確信しました。



ところが…。

ある日、Aちゃんをずっと指名していたお客様がママ(妹)にこう言ったのです。

「Aちゃんはカワイイし、悪い子じゃないんだけど…もう彼女を指名するのやめたいんだあせる


え~っ!!

野球談義であれだけ盛り上がっていた2人なのに~?

一体なぜ???


驚いた妹は理由を尋ねました。

それに対するお客様の返答は、とても意外なものだったのです。


(続きは次回)







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