宮沢賢治。
私の好きな作家の１人で、大抵の作品は読破しています。

何故か今、私の中で賢治ブームが再燃しているので、改めてこんな本を読んでいます。
「教師 宮沢賢治のしごと」著・畑山博

花巻の農学校で５年間教壇に立った賢治。
教師としても天才だったと言います。
「個性とルールが調和」したその教え方には、同じ指導者として学ぶべきことが数多くあります。

意外なことに、国語は当時受け持っていなかったそうなので、国語の授業記録は(代講としての朗読授業以外は)残っていません。だけど、理系教科の授業内容も大変面白く、こんな先生に習っていたら数学や物理なんかも、もっと興味が持てたのだろうなあと思いました。

賢治先生は教科書を使いません。
だけど授業が終わる頃には、生徒たちの頭に覚えるべき内容がきちんと整理された状態で残るのですって。

ユニークで優しくて熱血で。
毎日、生徒以上に勉強をして、生徒以上に学校生活を楽しんでいる。
頭にだけでなく、体と心に残る授業をする。
賢治はそんな先生だったそうですよ。

話は変わりますが、今年もダンナが買ってきてくれました。
「かたやま」の莓大福～。

受験シーズンなのもあり、眠りの浅い日々が続いています。それと、なかなか指導中にトイレへ行けないせいか、いつもの膀胱炎の兆候もちらほら…。

毎年今の時期はきまってこんな風にボロボロなのですが、そんな弱った体を元気にしてくれるのがこの莓大福なのです。

今年も苺が大きい！！
いただきま～す