皆さんは、「ほめる」ことが得意ですか?
人を褒めるのって、意外と難しいですよね
歯の浮くような「お世辞」を言うと、相手を逆に不快にさせるし、
表面的なことばかり褒めても、相手の心を素通りしそう…。
相手の何を「褒める」かは様々です。
・見た目を褒める
・雰囲気を褒める
・特技を褒める
・性格を褒める
・その時の結果を褒める
…などなど。
そして、きっと一番喜ばれるのは、
「相手も今まで気が付かなかった良いところ(長所)」を褒めること。
これはとても嬉しいと思います。
国語塾みがくでは、「良いところ探し作文」という学習があります。
伝記を読んで、その偉人の良いところを探したり、
身近な友だちや家族について良いところを考えて、文章にする練習です。
この学習の意図としては…
・正しくわかりやすい文章の書き方を覚えること
・普段から、人の良いところ探しをする習慣を身に付けること
・「ほめ言葉」をたくさん覚えること
…などです。
特に、「ほめ言葉」の語彙・用法を身に付けていくことは、今後の人生に大いに役立ちます。
また、相手を深く知って、良いところを探し出していく行為は人間的にとても素敵なことだと思うのです。
ただ…ほめ言葉を使って人の良いところ探しをしよう。
そう言われても、語彙の足りない生徒たちにとっては至難の業です。
「かわいい」「すごい」「おもしろい」「やさいい」…
くらいなら、さっと思いつくでしょうが、すぐにネタがつきます(笑)。
そこで用意したのが、お手製の「ほめ言葉 辞典」
「愛情が深い」「分析力がある」「個性的だ」…
などの言葉と簡単な意味を載せたもので、100語ほど用意しました。
これを見ながら、生徒たちは「良いところ探し作文」を書いていきます。
言葉には、人を幸せで楽しい気分にさせる力があります。
みがく生たちも、たくさんの褒め言葉を覚えて、どんどん使ってほしいなぁ