嬉しい
楽しい
悲しい
苦しい
寂しい
恋しい
切ない
喜ばしい
もどかしい
これらは全て形容詞。
心情を表す言葉たち。
感情の1つ1つに名前をつけていく作業はさぞかし大変だったろうな。
混沌としたものに名前をつけたり、
複雑な事柄を分類したり。
何かを深く、そして普遍的に理解するためには必要な行為なのでしょう。
だけど、言葉にできないことは確かに存在します。あえて分類しないほうがよいこともあると思います。言葉にすると何処か軽薄に感じることもあります。
「言葉」というものを教え、「言葉」の重要性を伝える仕事をしている私だからこそ、言葉の限界と言葉を超越するもの存在を痛感せざるを得ません。
今、眼前にあるものをただ感じ、感謝し、心に押し寄せるこのあたたかな波を静かに受け入れる。