子子子子子子子子子子子子。
さて、これは何と読むでしょうか?
鎌倉時代に成立した「宇治拾遺物語集」の一節に出てくる「なぞなぞ」です
嵯峨天皇が小野篁(おののたかむら)という人にこの問題を出したところ、篁は即座に読んで答えたというエピソードが書かれています。
答えは…
子子子(ねこのこ) 子子子(こねこ) 子子子(ししのこ) 子子子(こじし)
子は…
「ね(=干支のねずみ)」、「こ」、「し(=女子・男子等のし)」と読めますよね。
それらを組み合わせ、「ねこのこ こねこ ししのこ こじし(=猫の子 子猫 獅子の子 子獅子)」と読ませるクイズでした
答えた篁もそうですが、問題として出した嵯峨天皇もスゴイですよね。(実話か作り話かはわかりませんが…)