塾長ブログ

おこっぺは天然のサファリパークでした

西興部村で迎えた朝。

ホテル「森夢(リム)」の朝食はこんな感じです。

焼きサバのお膳。結局、このような和食膳が1番好みかもしれません。

札幌に向けて出発する時間まで、父には伯父と水入らずで過ごしてもらいます。私たちはホテルの近くで浅瀬の川を見つけて降りてみました。

ついつい石を探してしまうんだなー。

興部はかつてジャスパーや石灰石の産地でした。現在は露頭も無くなり採掘できなくなりましたが、今でも川などで拾うことができます。…ここでは見つからず。

続いて、興部町宇津にある「冨田ファーム」へ。興部は酪農の町。牛乳、バター、ヨーグルトなどの乳製品は全国的にも有名です。その中でもここ冨田ファームのソフトクリームは絶品なのです。柔らかくさっぱりした口当たりなのに牛乳本来の味がしっかりと味わえます。生クリームのような、バターのような後味が感じられるのも唯一無二。

そして戻り道。「パンケの滝」という看板を見つけたので、思い切って山道に入ってみました。

暫く走ると道路の端でこちらをじっと見つめている動物を発見!エゾシカです。

そっと車を近づけると、ぴょんぴょん跳ねて逃げて行きました。

次に出会ったのはキタキツネ。道路から近い斜面の上でひなたぼっこをしていましたよ。気持ちよさそう。天然のサファリパークさながら、野生動物と遭遇します。ちなみにこの後も4〜5度ほど鹿を見かけました。

どこに鹿がいるかわかりますか。↓

標識に従って山道を進むこと20分。目的地まであと2kmほどに迫ったところで…。

 

がーん。倒木で通行止めになっていた。

やむを得ず、車を降りて少し歩くことに。まだまだ緑が少ないですね。数日前に雪が降った名残なのか、ところどころに白いものがありました。

ヒグマの爪研ぎ跡を発見!私の本能が、もうこれ以上進むなと激しく警鐘を鳴らします。

興部に住む伯父は何度も熊を見ています。今年も山に出没しているそうなので、滝に行くのは諦めましょう。とても残念ですが…。鹿に激突されると車が大破してしまいます。ダンナには慎重に運転してもらって何とか山から脱出しました。

森林公園に戻ってきて昼食をいただきます。

キッチンカーでイカ焼きや浜頓別のホタテ、唐揚げや長芋フライなどを購入。

12時になったので、伯父の家に父を迎えに行き、帰路につきました。「もう興部には来られないべ」「これで(会うのは)最後だな」などと言い合う2人。確かに伯父は83歳、父は80歳なのですが、2人ともまだまだ若々しいのですよ。伯父なんて背筋はシャンとしているし、顔もツヤツヤ!…これで最後なんて言わないで。また必ず連れて来るから。

伯父の家を始め、西興部村の高齢者の家には全て見守りセンサーがついています。伯父の動きを感知し、4時間動きが無い(センサーに反応が無い)と旭川に住む従兄の家に連絡がいくようになっているとのこと。この見守りセンサーは全額村の費用で設置•管理されているそうですよ。ここ西興部村は何十年も前からいち早くIT化を進めていて、村内全てがLANで結ばれています。テレビでの村内放送や診療所との連携など、ITサービスがかなり、充実している村なのです。

今回の道中で購入した品々です。興部牛乳と冨田ファームのブルーチーズ。風連町のソフト大福と士別市の「天サイダー」。

親孝行もしつつ、私たち親子も目一杯楽しんだ西興部旅行でした。

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