今日はダンナとビーチコーミングに出掛けてきました。場所は石狩市の厚田区望来。過去のカレンダーで調べてみると、ちょうど1年ぶりの望来浜です。
雲一つない晴天だ。さあ、瑪瑙(メノウ)を探しますよー。波打ち際には磨かれた小粒のメノウが(画像左)、少し離れた浜辺では大きめのメノウが(画像右)比較的よく見つかります。
私はアゲートと呼ばれる縞瑪瑙(シマメノウ)が好み。見つかると、小さいものでもテンションが上がります。おっ、オレンジのアゲートを発見!
メノウだけではなく、私は子どもの頃から茶色の石にも強く惹かれてしまいます。
私たち家族は「メノウ目(パッと見てメノウがわかる目)」なので、どんなに紛らわしくてもメノウを見分けられます(自慢)。
…さて、突然ですが問題です。下の写真の中からメノウを探し出してください(拡大してね)。石好きの人なら簡単かもしれませんね。記事のラストに答えを載せておきました
かなりの確率で足元が濡れてしまうダンナ。今日は長靴で臨みます。
そして同時に、もう一つの目的である化石探しを。ここ望来は海岸線に沿って地層(望来層)が露出しています。新生代新第三紀後期中新世(1162万年前〜533万年前)の地層で、望来層の堆積年代は910万年前から760万年前と言われています。この望来層からは貝化石や魚類や鯨の骨化石、植物化石などが産出するので、多くの方が化石採集に訪れるスポットなのです。
ここ望来層では、ワタゾコウリガイ、オウナガイ、トクナガキヌタレガイ、キララガイ、アラソデガイ、オオツキガイモドキ、ツノガイ、エゾボラなどが発見されています。いずれも深海の貝たちで、この辺り一帯が深い海だったことを物語っています。
陶片を探すのも楽しみの1つです。
たっぷり3時間ほど歩き、ビーチコーミングは終了。
そのあとは石狩の「番屋の湯」で疲れた身体を癒し、これまた1年ぶりに「つなぐ家」さんで、遅めの昼食をいただきました。
私は「つなぐ家定食」を選択。野菜系の小鉢三種にキンキ、鶏の天ぷら、コロッケがついた大満足の定食でした。ダンナの頼んだ定食のメンチカツもお肉がぎっしりでジューシー!
遠出はしなくても、非日常感が味わえて楽しい1日でした。
💎メノウに赤印をつけました。まだまだ沢山あるとは思いますが、光やピントの関係で実際に見てみないと確信が持てないものもあります。