光星中では毎年この時期、ルクスサイエンス(理科の探究型学習)の一環として校外学習を行っています。「身近な川の環境調査」というテーマで、実際に札幌市南区の豊平川に行って班ごとに調査するという内容です。
…準備は前日にしてよねー。当日になって「軍手はどこ?」「どのタオルを持って行っていいの?」などと聞いてくるので、ついつい文句の1つも言いたくなります。特に困った持ち物は「濡れてもいい靴」。シューズを履いて川に入るそうで、泥水含みの濡れた靴を持ち帰るための袋も必要なのですって。何とか用意を終わらせ、車で集合場所に向かいます。この校外学習は現地集合・現地解散なのですが、我が家からは車で25分ほどの距離(でも公共交通機関を利用すると2時間…)なので、行きだけ送っていくことにしました。
家を出るのが遅かったため時間ギリギリに到着。降車後、慌てて集合場所まで駆け出して行った娘です…。
川に入って浮遊物やゴミの有無、水の透明度やにおいなどを調べるほか、指標生物を採取して水質階級(汚れ具合)を調査する学習内容だったそうですよ。川底や石の下などを網で掬って生き物を見つけるのが面白かったと話していました。
…私も子どもの頃、近くの川でよく生き物を捕まえたものです。私たちの遊び場は現在の平岡公園の入り口近く(東方面)だったのですが、そこは多くの湧水や小さな支流が集まる「三里川」の谷筋でした。澄んだ小川には魚やタニシなどがたくさん生息していて、子どもが歩けるぐらいの土管ではどじょうやアメリカザリガニなどもたくさん見つかりましたよ。
タニシは水質階級Ⅲ(きたない水)の指標生物とされていますが、タニシがいる川=汚れた川という訳ではありません。汚れた水でしか生きられない生物という訳でもなく、「水が汚れて酸素が少なくなっても生きられる生物」とでも言うのかな。上流のとてもきれいな川から下流の濁った川まで幅広い環境で生息しています。水が澄んでいる、澄んでいないは関係なく、川底に「泥」が溜まっていて、流れがゆるやかな場所を好む生き物なのです。
…と、これは私が実際にタニシや川の状態をこの目で見て触って知ったことです。体験によって得た情報は確固たる知識になり、忘れ得ぬ記憶として長く残ります。娘たちにとって昨日の課外学習の経験が、好奇心や探究心の網に少しでもかかってくれると良いなと願っています。

