昨日、「フジファブリック」のライブへ行ってきました。
会場は札幌市西区のペニーレーン24です。

フジファブリックというバンドを知ったのは3～４年前。ダンナの影響で名曲「若者のすべて」を聴いたのがきっかけです（今年度から高校の教科書に掲載されているそうです！）。
作詞作曲とメインボーカルを担当していた志村正彦さんが2009年に亡くなった後、その意志を継いだ残りのメンバーでバンドを存続させることになりました。ダンナは志村さんのいる頃からフジファブリックの音楽に親しんできたのですが、私は３人体制になった現在のフジファブリックしか知りません。曲に関しても、それほど多く聴いてはいませんでした。そんな私ではありますが、何だか無性に彼らのライブに行きたくなったのです。

今は感染防止の観点から、人数制限、マスク着用、声援禁止、ソーシャルディスタンス…など規制が多かったのですが、ライブハウス初心者の私にとっては逆に安心でした。

整理番号順にきっちりと並んで入り、時間通りの17時に開演。生で聴く歌も演奏も最高でした。コンサートホールよりも舞台が近いので表情もはっきり見えます。音も心配するほど大きくなくて、歌詞がはっきり聞き取れるのも個人的には大変良かったかな。暑い中で2時間以上も立っていられるか心配でしたが、会場内は冷房も効いていましたし、楽しくてあっという間に感じました。

2009年に亡くなったボーカルの志村さんと比較する方もいますが、現ボーカルである山内さんの伸びやかな歌声も私は大好きです。励まされるような前向きな歌詞も魅力です。

見下ろして見失ってるよりもはるかに
見上げてぶつかっている方が笑える
電光石火 突っ走れ
電光石火 超えて行け
立ちはだかった壁ぶち破れ『電光石火』

光あれ！
歩き出すあなたに 遠くまで降り注ぐ愛の光
正解は何時でもひとつじゃないよ
描いた行方を照らして『光あれ！』

さよならだけが人生だったとしても
部屋の匂いのように いつか慣れていく
変わってくことは誰の仕業でもないから
変わらない街でもずっと笑っていてほしい『手紙』

初めてのライブハウス体験。とても良い経験になりました。
スキーやキャンプもそうですが、40歳を過ぎてから始めたこと（始めたい！と思ったこと）が結構あります。これから年齢を重ねていっても、興味のあることにはどんどん挑戦していきたいと思っています。