中学時代、私は生徒会の編集局に所属していました。学校行事の取材をして新聞記事にまとめたり、局説を書いたりする活動です。
当時の新聞や機関紙は実家の押し入れに眠っています。自分が関わったものは1枚残らず保管していますよ。
私は札幌市立清田中学校の出身なのですが、私が入った当時の編集局は、入局試験(作文、新聞レイアウト、レタリングなどの)があるほど人気でした。その試験に上位で合格できたのが何よりの誇りで、自信にも繋がったのを今でも覚えています。
私たちの代では、カメラ班と記事班に分かれていたのですが、生徒総会や発表会などの学校行事では腕章をつけていつも飛び回っていました。体育館の2階に上がって取材することも多く、俯瞰で全体を見渡せることに何とも言えない高揚感を覚えたものです。
自分の文章を誰かに読んでもらうことの喜び。
仲間たちと一緒に1つのものを作り上げる楽しさと充足感。眩しい青春の思い出です。
「白線」は昭和40年に創刊した歴史のある学校新聞。現在も編集局員たちは頑張っているのだろうか。いつか読んでみたいな。