塾長ブログ

恋する伊勢物語

本棚の奥から見つけたこの本。
予備校の講師として教壇に立っていた頃、古典が苦手な生徒によく勧めていた一冊です。カバーが無くなり、ヨレヨレになっています。

歌人の俵万智さんが「伊勢物語」を現代語訳し、自身の人生観や恋愛観を交えて紹介しているこの本。伊勢物語の内容だけではなく、当時の風習や役職、結婚…などの古典常識もすーっと頭に入ります。

新聞に連載していたものを収録しただけあって、世代や古典知識の有無を問わず、気軽に読むことができます。一般的な訳本だと、どことなく難解で堅苦しい感じがしますが、これは読み物(エッセイ)として、気張らずに読めてしまうのが魅力です。

 

苦手な人はまず、「古文の世界」に興味を持つことから始めましょう。

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