塾長ブログ

「古典落語」は国語力を救う

幼児には勿論、小学生への読み聞かせにもお勧めなのが古典落語。

落語には必ずわかりやすいオチがあり、そのオチに向かってストーリーが展開していきます。話の筋をしっかり追いながら積み上げ、内容を理解していく流れは「読む力」を育てます。
これらは他のジャンルの本でも鍛えられますが、落語の魅力は「気付き」と「笑い」です。

「あー、そういうことか!」と、ハッと気付いたり、オチに笑ったり。いずれも、読み手や聴き手の感情の針が大きく振れます。特に、楽しい、面白いという感情は大事。中毒性があるので、「次もまた読みたい!聴きたい!」となることが多いのです。それを繰り返して、いつの間にか読書好きになっていた生徒を私は今まで沢山見てきました。

川端誠先生の古典落語シリーズ。
お勧めなのは、こちらの「めぐろのさんま」。子どもたちに1番人気なのがこの本です。
「ときそば」や「まんじゅうこわい」も良いですよ。

 

 

文字の分量はこんな感じ。

 

塾の講師をしていた時、本嫌いに加えて聴く力も弱かったYくんという生徒を担当していました。どう指導したらよいかと試行錯誤した末に辿り着いたのが古典落語の音読です。毎回10分程度、古典落語シリーズを読んであげたら、半年後にはすっかり本好きになっていました。
当時小4だったYくんは今、医師として活躍しています。

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