私は断然、「紙の本」派なのですが、AmazonプライムのKindleを利用して電子書籍も読んでいます。Kindle版が無料だったのもあり、最近こちらを読みました。

「文豪どうかしてる逸話集」著・進士素丸

各章のタイトルだけでも既に面白そうなのです。

第1章:太宰治を取り巻くどうかしている文豪たち
第2章:夏目漱石一門と猫好きな文豪たち
第3章:紅露時代の几帳面で怒りっぽい文豪たち
第4章:谷崎潤一郎をめぐる複雑な恋愛をした文豪たち
第5章:菊池寛を取り巻くちょっとおかしな文豪たち

本書には、夏目漱石や檀一雄、坂口安吾や中原中也など、文豪と称された方々の知られざる逸話が紹介されています。本人たちにとっては不名誉な赤面エピソードが多いのですが（笑）、純文学が苦手な人でも面白く読むことができる内容となっています。

私はオタクに近いので大半は聞き知っている情報でしたが、それでも知らなかったこともあり、改めてその作家が好きになってしまいました。

みがく生にも読んでもらいたいので、紙の本でも購入しようかなと考えているところです。

★芥川龍之介に心酔していた太宰治。
高校生の頃、太宰がノートに書いた落書きです。
これは比較的有名ですよね。…どれだけ大好きなのよ。