寺田寅彦さんが「猫の穴掘り」という作品中でこんな概要のことを言っています。
『子どもだけではなく、人は死ぬまで教育を受けるべきだ。学ぶことに何歳まで、ということはない。
例えば、自分の子どもほどの年齢の者に何かを教えられるのも悪くない。
そもそも、
子どもを教育するばかりが親の義務ではなくて、
子どもに教育されることもまた親の義務なのかもしれない。』
…教えることは、すなわち「教わる」こと。
生徒や子どもを前に
「こんなはずじゃなかった」
「何かが違う」
と首を傾げ、苛立ち、自省する。
その一瞬一瞬が己の成長であり、
相手に「育てられる」過程そのものなのでしょうね。
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