みがくの本校は、閉院した診療所（小児科）の一室を借りています。開校当時は薬の匂いが教室に充満していたものですが、今はほとんど無くなりました。なにせ古い建物です。いずれは移転せざるを得ないだろうなと覚悟していますが、もう暫くは使わせてもらおうと思っています。

さて、今日は授業納め。
明日から年末年始のお休みに入ります。
それにしても今年は大変な年になりましたね。未曾有な事態が起こって5月は１ヶ月まるまる休校となりました。一寸先も見えない状況に、あの頃は不安ばかりの日々を過ごしたものです。
しかし、ピンチはチャンス。喪失と獲得はいつも背中合わせです。無くなったら新しいものをまた1から生み出すだけ。そう考えて踏ん張った結果、オンライン授業という新たな可能性が生まれました。講師一丸となって感染予防対策に試行錯誤したことも意義ある経験となりました。大変有難いことに、このコロナ禍でも生徒数は減らず、現時点ですでに来年度の募集ができないぐらいの体験学習の申し込みが入っています。嬉しい悲鳴ですね。

どんな状況であっても私が前を向いていられるのは、みがくでの指導が楽しいから。教えることも教案を考えることもこの上なく楽しいですし、生徒は堪らなく可愛い。単純過ぎて恥ずかしいのですが、それに尽きるかな。

来年は1月5日（火）から教室が始まります。