塾長ブログ

18年の時を超えて

今日の午前中はまた、元教え子に会いに行きました。北海道新聞に掲載された私の記事を読んで連絡をくれたのです。この道新記事。小論文の書き方例の1つとして、札幌の旭ヶ丘高校でも国語の時間に配付してくださったと聞きました。みがく生以外でもこうして学習の参考にしてもらえるのは大変嬉しいことです。

 

連絡をくれたのは、家庭教師時代の生徒Aくん。かれこれ18年ぶりの再会でした。

最後に会ったのは高校生の頃です。だけど、話し方や雰囲気は昔のまま。このAくん。得度(とくど)…つまり、僧侶として仏門に入ったのだそうです。朝晩の勤行やご奉公の話、ご家族の近況(私はAくんのお姉さんも教えました)など、積もる話をして楽しい時間を過ごしました。

私との出会いで本を読むようになり、国語が好きになったのだと、教師冥利に尽きることを言ってくれたAくん。…そうだったなー。Aくん、本当にマンガばっかり読んでいたもんな。というか、勉強自体が嫌いな子でした。特に日本史が大の苦手で、定期テストで10点台しか取れなかったことを案じたお母さんから、「坂本先生、日本史も教えてくれませんか?」と頼まれたっけ。渋々ながらポイントをまとめたノートを作ったり、覚えやすいようにゴロを考えたり、あれは私も頑張りました(笑)。その甲斐あって、その次のテストではクラスで1番を取ったのですよ。スイッチが入ればできる子でしたからね。

 

僧侶としての日々の中でも、説法で人前で話したり、伝えたいことを書いたり、また、古文や漢文の文献に触れたりする機会が多いそうです。だからまた国語を勉強し直したいのだという相談を受けました。

もちろん快諾し、やっておいた方が良いことを伝えました。次回に会う時までの宿題ですね。

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