塾長ブログ

命あっての物種

一昨日、昨日、今日…と、3日連続で感染者数が二桁になった北海道。今日は「来週から、札幌の小中高校がまた休校になるらしい」と言う噂が流れました。結局、休校はなくなりましたが、それだけ事態が緊迫しているということですよね。

店や会社を経営している側も働いている側も、補償の約束もなく休業休職するのは確かに不安でしょう。私も会社を経営している身なので、全く同じ気持ちです。しかし、第一優先すべきは私たちの命。それもその通りだと思います。

例えば津波警報が出ている時に、「家はどうなるのか」「避難してもいいが、誰がその後の生活を補償してくれるのか」なんて言っていられませんよね。まずは逃げましょう、命を守りましょう、死んでしまったら元も子もないのですよ、ということなのです。津波が眼前に迫っている。それぐらいに切迫しているのに、「きっと大丈夫。ここまで波は来ないよ」と呑気に外で遊んでいたり、「津波が来るらしいぜ!見に行こう!」と敢えて危険な場所に行ったり…。はたまた、「補償をしてくれないと逃げられない」と腕組みをして座り込んだり。対外的に言われている通り、やはり日本人は総じて危機意識が乏しいのではないかと思ってしまいます。命を脅かす危険が背後にまで迫っているのに気付かない。たぶん大丈夫だろう…という根拠のない自信を持っている人がいかに多いことか。

今回のコロナも警戒し過ぎるということはありません。後に振り返り、「あの時は、ちょっと警戒し過ぎだったかも」と思ったとしても、それで困ることは何1つありません。しかし、警戒をしなかったために自分や大切な人の命を危険にさらしてしまったとしたら…どれだけ後悔するか想像に難くありません。

緊急事態宣言とはそういうものだと思うのです。津波の警報が鳴っているのと同じ。そういう意識で行動すべきだと私は思います。

 

もちろん不安ですよ。みがくの教室をまた暫く閉めなくてはいけないかも…と思うと頭痛がします。でもこういう時こそ冷静に決断し、行動すべきなのです。今すべきことを着実に行いながら、今後の動向を見守りたいと思います。

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