塾長ブログ

てのひらに書いた文字

平安中期の作品「善家異記(三善清行・著」には当時流行していた占術や呪術についての記述があります。その昔、日本では「鬼(疫鬼)に木槌で頭を殴られると病気になる」と考えられていたのですが、この作品の中でも、1匹の鬼に頭を殴られた少年が病気になる話が収められています。この頃、病気にならない(=疫鬼に会わない)ための呪術、いわゆる「まじない」として人々が行っていた方法があるのでご紹介しますね。それは、女性は右の掌に、男性は左の掌に、それぞれ「鬼」という文字を書くというものです。人を病気にする疫鬼以外にも多くの種類の鬼が存在すると考えられていました。「言霊(ことだま)」信仰が流布していたのもあり、より強い鬼の力を借りて、疫鬼を追い払おうとしたのでしょうか。まさに「毒を持って毒を制す」ですね。

新型コロナ対策に我が家でも書いてみました。

今日は休校以来初めて、娘を外に連れ出しました。あまり人のいない道を家族でぶらぶらと散歩。新鮮な空気をいっぱい吸いながら歩くのは久しぶりです。ひかりも良い気分転換になったようですよ。いくら感染が怖いと言っても、ずっと家の中に閉じこもっていたら体力も気力も奪われて、逆に病気になりそうなので、これからも場所と時間を選んで、散歩をしたいと考えています。もちろん、マスク着用・除菌・手洗いは抜かりなく。

 

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