今日はみがくゼミ!
待ちに待った日糧製パンの工場見学です
みがくを出発して地下鉄に乗り、約30分。
工場最寄の福住駅に到着しました。
そこから20分くらい歩き、工場へ向かいます。
今日の札幌は晴れ。最高気温は26度
太陽が照りつける中、参加した子供&お母さんたちと一緒に歩きます。
工場に到着!
現地集合組の生徒&お母さんたちと合流し、今回は総勢20名での見学です。
日糧パンの見学担当である野崎さんの案内のもと、いよいよ工場の中へ。
菓子パンラインや食パンラインなど…。
計5ラインでの製造過程や機械について説明を受けました。
工場で作られるパンの種類は約500。
1ヶ月に発売される新商品の種類は200。
そして、工場で1日に製造するパンは約80万個。
これは4トントラックで10台分だそうです!
そんなことを色々と勉強しながら、楽しく工場見学は終了しました。
いつもと違って工場内での学習ができないため、国語学習というよりも見学メインに
でも、ただ黙って見学するだけでは、みがくらしくありません!
そこで今回は、「案内の方の話をしっかり聴く」という練習と、「メモをとりながら話を聴く」練習を行ないました。
野崎さんに事前に聞いておいた当日の内容をもとに作成したメモ用プリントを片手に、話を聴いてもらいます。
夏休み中、みがくでは「聴く力アップ」のための「日本語リスニング演習」を毎回行なっています。
再来週には「メモをとりながら話を聴こう」という単元に入る予定だから、その前の予習にはなったかな
ところで、メモを取るのもコツが要ります。
ただ適当にメモするだけでは後で読み返した時、自分が何を書いたかわからなくなってしまいますよね。
以前私は、「社会人のためのメモ力アップ講座」というものを頼まれて開講したことがあります。
その時、参加された皆さんが、メモの取り方をよくわかっていないことにとても驚きました。
・5W1Hを踏まえて聴き取ること。
・キレイ&完璧に書こうとしないこと。
・単語ではなく、短文で書くこと。
・略語や記号を使うこと。
これらは基本中の基本ですが、それでも訓練しなければ書けるようになりません。
練習方法として、「ラジオ番組をメモ取りながら聴く」とか「人の話した内容を録音して、それをメモで書き起こす」などがよく紹介されています。
それでも良いのですが、私がお勧めなのは「NHKなどのドキュメンタリー番組をメモを取りながら見る」こと。
番組も、自分の興味ある内容から入っていけばいいと思います。
小学中、高学年の子どもは、動物ドキュメンタリーなんかは取っ付きやすいでしょう
「大事だな、と思うところをメモをしながら観てね。そして、全部観終わったあと、メモを見ながらお母さんに番組の内容を教えて!」などと言ってください。
お母さんはお子さんと一緒にその番組を観ないで、固定観念なく子供の話を聴いてあげます。
そして、お子さんの話が全て終わったあと(途中で話を切らない!)、疑問点を質問します。
基本的なことなのに答えられなければ、「そこもメモしたらもっと良かったよね」と言ってあげましょう。
慣れてきたら、
「新聞記者になったつもりでメモしてごらん」とか、
「お母さんが何を質問しても答えられるよう頑張ってメモしてね!」などと指導していきます。
さて。
とにもかくにも、みがくゼミは無事終了。
ご送迎&ご参加のお母さま方、遠い所をわざわざありがとうございました。
また、暑い中お疲れさまでしたね
次回は8月27日(土)です