今日の土曜ゼミは、「アニメで国語」でした
名作アニメを観てもらい、そのあと内容に関する問題に取り組んでもらう、というものです。
今回は「日本語リスニング」の訓練も兼ねて、問題は全て私が音読しました。
選択肢(4択)も全て、口頭で伝えます。
「もう1度言って!」はナシ
集中して聴いていないと、答えられません。
今回採用したアニメは、前回に続き「ドラえもん」。
「おばあちゃんの思い出」と「帰ってきたドラえもん」の2作品です。
とちらも、大人が観ても感動するストーリー(だと思います)。
でも、子どもの反応って大人とは違うんですよね
例えば、おばあちゃんとのび太が抱き合って泣くシーンがあるとします。
そんな感動シーンになると、今まで真剣に観ていた子どもたちが妙にソワソワし始めるんです。
隣の子に話しかけてみたり、落ち着きなく座り直してみたり(笑)。
少なからずジーンときている様子なのだけど、それを素直に表現できないというか…一種の「照れ」ですね。
これは、私が今まで幾度ともなく見てきた、子ども独特の感情表現のような気がします。
年齢とともに変わっていくものですが、ある程度の年になっても感情表現がうまくできないとトラブルの火種になることがあります。
コミュニケーションに支障が出ることもあります。
対策のひとつとしては、子どもと感情を共有すること。
「感動したね。お母さん、泣いちゃったよ」と口に出して、子どもに話してあげると良いと思います。
『この気持ちは自分だけではないんだ』
『気持ちを素直に言い表すことは恥ずかしいことじゃないんだ』
それを子どもにちゃんと知ってもらうことです。
感情を共有し、受け入れてあげることが情感豊かな人間に育てるための1つの扉だと思うのです。
さて、次回の「アニメで国語」は7月を予定しています。
お忙しい中、今日もお子さんのご送迎をありがとうございました♪