塾長ブログ

全てが学び場

娘のひかりが初挑戦した「席書大会」。
特選以上は逃してしまいましたが、その下の「秀作」を受賞しました。「にわか練習」して臨んだ割には上出来だと思います。
これが直前の練習で書いた文字です。
文字の形やバランスなど、平仮名も意外と難しいですよね。
娘の学校の家庭学習では、算数と国語のプリントの他に、平日は毎日、教科書の音読が課題として出ます。そして、金曜日には日記の宿題が。
娘の場合は書くことが多すぎて迷うぐらい。そしていつもはみ出してしまいます。就学前からみがくで作文を書いてきたのもあり、このぐらいの文字数では書ききれないようです。それでもいつも花丸をつけてくださる先生。この花丸とコメントが娘の励みになっています。
普段から何か経験するたび、
「日記に書けるように観察してごらん」と娘に話しています。見えているものばかりではなく、音や香りなどの五感を駆使して観察することを体感させるのです。また、
「今、どんな気持ち?」と聞いて、その時感じている思いを言葉に表すよう促してもいます。例えば、
「ドキドキする」と答えが返ってきたら、
「そういう気持ちを『緊張』っていうんだよ。『ソワソワして落ち着かない気持ち』ともいうね」などと言葉を教えてあげます。
植物に水をやるように、子どものやわらかい頭に沢山の表現を注いでいくイメージです。
学校の国語の授業だけでは、なかなか国語力は身に付きません。また、塾や家庭で問題集に向かっているだけでもすぐに伸び悩んでしまいます。
国語の力はテキストや教科書だけで養っていくものでなければ、教室の中だけで育てていくものでもないと私は考えています。そもそも国語の学習は、問題集で正解するためや、テストで良い点数を取るために行っている訳ではありませんよね。社会で生きていく上で、人との気持ちを汲み取ったり、的確に説明したり、論理的に物事を考えたりするために学んでいるのです。国語に限らず、全ての学問は社会と繋がり、世界に向かって大きく開かれています。特に言語や思考の領域を扱う国語という教科は、普段の生活、普段の言葉遣い、普段の考え方全てが影響していると言っても過言ではありません。
家庭も、外出先も、遊びの場でも、あらゆるところが国語力を育む学び舎。そう考えて我が子と接することから始めてみましょう。


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