塾長ブログ

幸せですか?

君がずっと 君のことを笑わせてく 

世界で1人の力を 持っているから

…最近よく聴いているleccaの「ちから」の一節です。


10代の時に観たテレビのドキュメンタリーで忘れられないものがあります。

「幸福感」をテーマにした番組で、ある発展途上国の青年にこう質問していました。

「あなたは幸せですか?」


その青年は答えます。

はい、幸せです。

まずは、草や虫ではなく「人間」として生まれたことを幸せに思います。

毎日美しい朝日を見られ、毎日さわやかな風を感じ、

家族がいて、友がいる。愛する人がいる。

飢えによる辛さはあるけれど、それさえも自分に与えられた尊い試練に思えます。

失う悲しみも、病気や怪我による痛みも、全てが人間として生まれた宿命。

それらを受け入れてもなお、私の心は幸福感に満ち溢れています。

……確かこんな主旨のことを話していたのを覚えています。


同じことが身の上に降りかかっても、

それを「悲しみ」と捉える人もいれば、「喜び」と受け取る人もいます。


オレンジ色に染まる夕日を見て、

美しさに涙する人もいれば、何とも思わない人もいます。

夕日を見上げる余裕すらない人もいます。


ある時はとても美味しく感じたケーキも、

満腹の時に食べると、それが半減することもあります。


客観的には過酷な状況下に身を置いていても、

前述した青年のように「自分は幸せだ」と思える人がいます。

その反面で、

周りが羨むような状況下にいても、「自分は不幸だ」と感じる人がいます。



感じ方は、十人十色。

この「感情」ばかりは、他人に決めてもらうことも、与えてもらうこともできません。

一般論や人真似も通用しません。

「私の感情」は、時空を超えてこの世に唯一無二のものだからです。

また、それはケーキの例のように、その時の状況や環境によっても大きく変化します。


感情を生み出すのは自分自身。

感情をコントロールするのも自分自身。


有限の人生です。

どうせなら、「私は幸せだ!」と感じられるような日々を過ごしたいものですね。


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