塾長ブログ

夢中で読む現代っ子もいますけどね

皆さんは「小学◯年生」という雑誌をご存知ですか?
1922年(大正11年)に創刊された小学館の学年別雑誌です。いつのまにか廃刊していたのですね。全く知りませんでした。
これは 私が小学4年生だった時に発刊された「小学四年生」です。
当時、 「小学一年生」から「小学六 年生」まで定期購読していた私。毎月の発売日には近所の商店にワクワクしながら取りに行っていたものです。あの頃は「りぼん」「なかよし」「ちゃお」も読んでいたっけ。それと「コロコロコミック」や「少年ジャンプ」も。漫画でも小説でも、少女漫画でも少年漫画でも、何でも読み漁っていたものでした。
当時大流行していた「あさりちゃん」。
私も好きだったなあ。
現在4年生の菜々子が36年前の「小学四年生」を読んでいるという不思議。
この本、 実はメルカリで購入しました。
平安時代の古文書や江戸時代に寺子屋で用いられていた教本、大正、明治、昭和初期の国語教科書などを細々とコレクションするのが趣味の1つなのです。化石、石器、皇朝十二銭や絵銭も集めているのですが、…要するに「古いもの」に堪らなく惹かれるのですよね、昔から。古典(好きなのは日本の古文です)や考古学に対する知識欲が強いのもそのせいです。
ところで、当時の「小学四年生」を改めて読んでみると、内容の大半がマンガやアイドル特集などといった感じで、かなり娯楽色が強いことに驚かされます。平成に入ってからは学習ページも充実させたようですが、中途半端に学習要素を入れたところで、他の学習書には敵わなかったことでしょう。小学館では廃刊の理由を「趣味・嗜好の多様化で読者のニーズに合致しない」ことを挙げているようですが、それも時代の流れ。寂しいですが、何となくわかる気もします。


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