塾長ブログ

絶対と絶体

①絶体絶命

②絶対絶命
さて、どちらが正しいでしょうか。
答えは①です。
生徒でも、②のように「絶対」と書く子が多く見受けられますが、正しくは「絶体」。
「絶対」の漢字を見てください。
引っくり返すと、対(対立)が絶える。つまり、他に対立したり比べたりするものが無い状態を射します。そこから「決して」「断じて」などと言った意味が派生したと言われています。
一方の「絶体」。ここで用いられている「絶」は、追い詰められ、進路が絶たれた状態という意味です。「絶体」で、体が身動きとれない程に追い詰められている様子を言い表します。ちなみに、「絶体絶命」言う四字熟語の中でしか今は使われていないようです。
「絶体に」「絶体的な」「絶対絶命」
いずれも誤り。「絶体絶命」という正しい表記と意味を覚え、それ以外では「絶体」は使わないと理解しておきましょう。


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