塾長ブログ

角度を変えると見えてきます

「欠点は常に 裏から見た長所である。」
明治時代の作家で、「不如帰(ほととぎす)」の筆者でもある徳富蘆花の言葉です。
例えば、
落ち着きが無い子は好奇心が旺盛な子だったりします。
ワガママな子は、意見をはっきり言える子。
落ち込みやすい子は繊細で優しい子。
臆病な子は慎重で堅実。
一面だけで物事を捉えると、欠点は悪でしかないのでしょう。しかし、角度を変えて考えると、それは個性であり、長所の裏の側面でもあります。
そもそも人間というのは欲深い生き物で、自他ともに、悪いところやできないことがどうにもこうにも気になったりします。短所や欠点だけをクローズアップして焦ったり不安になったり。
きっとその100倍、優れたところや出来ることがあるというのに。
長い間指導に携わっている私にとって、どんなやんちゃな子だって愛しく思えます。子どもはみんな可能性の塊なのです。
欠点は常に 裏から見た長所。
私は中学生の時、「名言ノート」なるものを書いていました。偉人の言葉の中で心にビビっときたものを集めてせっせと書き溜めていたのです。この「欠点は常に…」という言葉とは中学2年生の時に出会いました。自分の性格について随分と悩んでいた当時の私。欠点は長所でもあるのか…と、心がふわっと軽くなったのを今でも覚えています。


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