塾長ブログ

「わからない文章」は罪。

文章を書く時、気をつけていることがあります。

それは「難解な表現」をなるべく使わないこと。


自分しか読まないような日記だったり、その筋の専門家に読ませたりする場合は別です。

でも、他人に読ませることを前提としているならば、まずは「正しく伝わること」を意識して書く。

それは書く側としての最低限の心遣いだと思います。


難解な表現が多い。

1文が果てしなく長い。

修飾語の位置が悪くて、どの言葉に係っているかわからない。

そのため、読む人が混乱したり、文意がわからなかったり…。


キツイ言い方ですが、そんな文章は「一方的で無責任な発信」に過ぎません。

読み手にストレスを与える悪文です。

「書いて誰かに伝える」ということも、立派なコミュニケーション。

読む人間が向こう側にいるのであれば、その人たちが正しく理解できるような文章を書くべきです。


そのためには、言葉遣いや文法、作文技術等の知識が多少なりとも必要でしょう。

でも、それらは単なる部品に過ぎません。

言葉を発信するときの土台として、まず無くてはならないのは心。

「相手にわかるように伝えようという気持ち」が根底に必要です。

それは「話す」ことについても同じだと思います。


読んでいる人にわかってもらえるように書く。

聴いている人にわかってもらえるように話す。

いつもそれを意識することは「コミュニケーション力」を身に付けることでもあります。

コミュニケーションの柱は、相手と円滑な意思疎通を図ることにあるからです。


以上が、国語専門塾みがくの作文指導を支えている考え方です。



メール

お問い合わせ

塾に関するお問い合わせ・ご相談はこちらから。

シェイプ
カレンダー

スケジュールカレンダー

各校のスケジュール確認はこちらから。

シェイプ