塾長ブログ

「良いお年を!」という挨拶

先週、通っている習い事の先生からメールをいただきました。

「ひかりちゃん、帰る時に『良いお年をお迎えください。』と挨拶をしてくれました!」
私が教えたのは、「良いお年を」という省略バージョン。一体なぜ正確に言えたのか、今でも謎です。テレビか何かを見て覚えたのかな…。とにかく、挨拶はコミュニケーションの基本中の基本。丁寧に挨拶できたことを大いに褒めました。
ところで、この「良いお年をお迎えください」という言葉。江戸時代には、
「いろいろと大変でしょうが、この年末を無事に乗り切りましょう!」という意味で使われていたようです。今は「良い新年を迎えましょう!」と、「来年」に目を向けた挨拶として使っている方も多いと思いますが、本来は「残り少ない今年」に焦点を当てた言葉でした。いずれにせよ、これは12月下旬から30日までに使う挨拶。31日の大晦日の挨拶としては使わず、代わりにこの日は「今年もお世話になりました。来年もまたよろしくお願いします。」を使う方が常識的かと思います。
文化や生活が変われば言葉も変わるもの。どちらの意味で使っても、相手の幸せな年越しを願う気持ちさえあればOKだと私は思います。言われて嫌な気持ちがしない、風情のあるこの「良いお年を!」という言葉。日本の粋な挨拶の1つとして、いつまでも残していきたいものです。
🎄今年も、お母様方から沢山のクリスマスプレゼントを頂戴しました。有り難く、幸せなことだと身に沁みて感じます。ありがとうございます。


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