塾長ブログ

叱る、叱らない。

叱らない育児

近年特によく耳にする言葉です。
私自身、親に叱られた記憶はそう多くありません。ただ、数少ない経験の中で、妹に悪いことをしたのに意地を張っていつまでも謝らなかった際、「出ていきなさい!」と家を追い出されたことがあります。
また勉強に関しても、小学生の時から学年に応じて家庭学習の時間を決められていて、それを守らなかった時には こっぴどく怒られました。
その他では母や父に叱られた記憶はほとんどありません。高校生の時に学校祭の打ち上げで夜通し遊び、終電を逃して大通公園でクラスメイトと野宿した時でさえ、心配こそされましたが、怒られることはありませんでした。同じことを妹がした時には殴られそうな勢いで叱られていたので、信用の問題なのかな(笑)。
叱らない育児という言葉の「叱らない」は、「何をしても全く叱らない」という意味ではありません。
●頭ごなしに叱りつけない。
●人格を否定するようなことを言わない。
●一時の感情だけで叱らない。
それが叱らない子育てだと私は思います。
人に迷惑を掛けるようなことをしたり、乱暴なことをしたり言ったり。礼儀作法やマナーについて間違えたことをした時にはしっかり叱らないといけません。その際も、どうしたら理解してもらえるかを十分に考えながら、子どもにわかってもらえるように心を尽くします。
それと、これは賛否両論あると思いますが、私は自分の娘に「できるのに途中で諦めようとする時」にも厳しく叱っています。泣くこともありますが、ある時は諭し、ある時は抱き締めたりしながらもそれを続けさせます。小さな達成感や成功体験を沢山味わってもらいたいからです。「頑張ったらできる」という経験を幼少期からたくさん積み重ねていき、いざと言うとき自分を信じて力を出せる人間になって欲しいのです。
とは言え、我が子を叱るたびに、母である自分のダメさ加減と向き合うことになりますがね。かわいい寝顔を見ながら、自己嫌悪に陥って溜め息をつく毎日です…。


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