塾長ブログ

深くじっくりと。

みがくで出している課題に「言葉ノート」と漢検ステップ問題集があります。

今日も生徒に指導しましたが、漢検ステップを進める上でわからない言葉が出てきたら、印をつけて辞書を引きます。それを言葉ノートに書いていくのです。

例えば、1年生の漢字が収められている漢検10級の問題集に「青少年」という言葉があります。先日、姪から「青少年」の言葉の意味を聞かれたので、
「子どもと大人の間ぐらいの人達だよ。…大体だけど、中学生ぐらいから大学生ぐらいまでかな。」と答えました。

だけど考えてみたら、小学1年生に青少年という単語はやはり難しいと思います。青少年は、青年と少年が合体している言葉ですが、青年の意味もこれまた曖昧でわかりにくいですよね。

こんな風に、漢検ステップのわからない言葉をチェックして、辞書で引きながら進めることも大事です。わからない言葉を1つの「音」だけで捉えて、呪文のように頭に入れるのも1つの手ではありますが、国語が得意になる子の大半はそのような学習はしません。

国語の力が伸びていく子は、まず言葉に「疑問」を持ちます。そして自ら調べ、日常でも積極的に活用したがります。

私は国語という教科は量ではなく、学習の「質」だと考えています。特に小学生のうちは、ドリルを次から次へとこなしていくだけでは国語力は育ちません。1つのことをじっくり掘り下げて考え、調べ、知識を定着化させていく学習のほうが長い目で見てずっと力が付きます。
経験上、私はそう確信しています。


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