明日は娘が通っているヤマハ音楽教室のピアノ発表会。

遂にやってきたか…。
自分のことではあまり緊張しないのに、我が子の事となると別ですね。

大きな声で挨拶ができるかな(代表で挨拶するという不相応な大役を…)。
足をガバッと開いて演奏しないかな。
何より、最後まで難なく弾けるのかな。

私の心配をよそにして、当の本人はいたってマイペース。
「ママ～。きらきらぼしの最後ね、ファファミミレレド～じゃなくて、ファファミミレレド、レレド～、レ～レ～ド～♪がいいな、ひかり。」

えっ、今から？今から変えるの？？
普通バージョンでも３回に１度は間違えるアナタにそんな余裕は無いのでは？
「余韻」とか要らないから、まずはミスなく弾こうよ。

何度説得しても勝手にアレンジするので、今日のレッスンで恐る恐る先生に話してみました。

寛大な先生は、最後に「レ～レ～ド～♪」を１度だけ付けることをOKしてくれたのですが、私としては不安の種がまた１つ増えた訳でして…。

でもね、本人には決して言いませんが、別に間違えてもいいと思っているのですよ、本当は。それも意義ある経験の１つだから。
数日前、ひかりは、「頭の中できらきらぼしを歌いながら弾くと上手く弾けるんだ。」と教えてくれました。言葉通り、その辺りからぐんとミスが少なく、テンポも安定してきた気がします。
娘自ら、そういう気付きや発見を得たのなら、もう良しとしようではないですか。何度も何度も練習を重ねる中でしか見えないもの、気付けないことがあります。どんなことでもいい。それを体得してもらえたら、今回の発表会は成功だと私は思っています。

「ひかりのピアノを聴いている人が、楽しい気持ちになる演奏ができたらいいね。」と私が話すと、
「きらきらぼしがみんなの心に見えるような？」とひかり。お星さまを頭に浮かべながら心をこめて弾けば見えるかもね…そんな会話を繰り返しながら練習を続けた２ヶ月間です。

あとはひかりの本番強さに任せましょう。

ん？牛乳を飲んだな？

恐れ多いことに、宮の沢のエルムホールまでわざわざ発表会を見に来てくださる方々もいます(15時30分開演・ひかりの出番は初めの挨拶＆演奏は５番目)。

なにせ曲がきらきらぼしだけあって、あっという間に終わります。それに、今のひかりは学芸会レベル(…か、それ以下)です。わざわざ足を運んでいただく程の演奏ではありません。明日も気温が低くて寒い１日になると思いますので、どうかどうかお気を遣わずに！！