塾長ブログ

キノコを探しに行こう。

朝9時。支笏湖モーラップキャンプ場。
今日は早起きをして、「北海道キノコの会」主催のキノコ観察会に参加しました。

参加人数は20~30名前後でしょうか。めいめいで山に入り、集合時間までキノコを探します。


虫が怖い。草木が痛い。きのこに触れない。…泣き言ばかり言う父と娘。最初の頃は私がキノコを採る役目でした。
…ビビり親子め。


そのうち慣れてきて、本領発揮のひかり。次々とキノコを見つけていました。


今の時期は倒木に付いているキノコが多いとのこと。その木の種類(針葉樹、広葉樹等)によって、食用キノコか判別できることもあるそうですよ。



会の先輩に教えてもらい、「ナラタケ(ボリボリ)」を発見!もちろん美味しく食べられます。


中には虫に菌を根付かせるキノコもあるのですって。これは蝉の幼虫から生えているセミタケ。セミタケは地中にいる蝉の幼虫に寄生してその体内に菌核を形成。やがてセミを死なせてその頭部に発生するキノコです。中国ではセミタケは薬用(効能は、夜泣き、癇癪、鎮痛、血圧降下等)として食されているそうですよ。

さて、集合時間の11時。それぞれ採集したキノコを持ち寄って分類します。

「分類と言われても…。」
途方に暮れて立ち尽くすダンナ。


これは毒キノコの王様「ベニテングダケ」。写真のはかなり退色していますが、もともとは真紅に白の粒々があるキノコです。毒キノコではありますが、ドイツなんかでは「見つけると大きな幸運をもたらす」という言い伝えがあるハッピーキノコだそうですよ。…そうか。だから、外国の絵本ではベニテングダケがよく登場するのか。ほら、バンビの近くにさりげなく描かれています。

皆さんが分類している間、何やら熱心にメモをとるひかり。色ペンを使ってイラストを描いているようです。

見ると怒るので、こっそり見てみると…。キノコ、結構似ているのですよ。特徴をよく捉えているわ。

それにしても、キノコの会の方々には本当にお世話になりました。私たち、新規の家族連れが珍しいのもあったのかな、皆様いろいろと丁寧に教えてくださいました。

「ひかりね、キノコが大好きなの。これはなにキノコですか~?」と、次々と質問するひかりに、皆さんニコニコ笑顔で答えてくださいましたよ。

ひかりだけではなく、キノコにすっかり魅了された私です。いっそ入会しようかな。
北海道キノコの会

今夜はボリボリのお味噌汁です。


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