塾長ブログ

読書は国語力を伸ばします。

本が好きで沢山読む子は国語力がある。
それは周知の通りですよね。
また、逆も言えます。
本を普段あまり読まない子は国語力が伸びない。それも事実です。教科書や問題集などのドリルだけで伸ばせるのは「設問の解き方」や「情報処理力」であって、本物の国語力とは少々異なるものだと私は考えています。

私には小~高校時代を通して国語が全くできなかった知人がいます。どうしても早稲田大学の文学部に入りたかった彼は、高校3年生になってからある奇妙な勉強を始めたのです。それは、
「新潮文庫の国内外の小説や評論を読破する」というものでした。国語の受験勉強はほぼそれだけ。ところが1年後…みごとに早稲田大学文学部に合格したのです。
語彙力や表現力、論展開などを読書の中で強制的に身に付けたのでしょうね。
わからない表現は類推して読んだり、
限られた時間内に沢山の本を読むので、いつも主題を掴みながら読み進めたり。
それらのおかげで類推力や主旨把握、速読の勉強にもなった。そう話していました。

これは極端な例ですが、本を沢山読むことで国語力アップにつながったことは間違いありません。

ということで、小学生のうちは特に、問題集を解くよりも多くの本を読むことをお勧めします。第一歩として、まずは興味の持てるものを子どもと一緒に書店へ探しに行くとよいでしょう。
その際、一冊限りではなく、シリーズになっている本を選ぶのも1つの手ですよね。例えば、
●「ムーミンシリーズ」著 トーベ・ヤンソン
●「ほっぺん先生の日曜日」著 舟崎和彦などは夢があって読んでいて楽しいですよ。後者は特に子ども受けする内容だと思います。

冬休みを利用して、じっくりと本を読むのもよいですね。

メール

お問い合わせ

塾に関するお問い合わせ・ご相談はこちらから。

シェイプ
カレンダー

スケジュールカレンダー

各校のスケジュール確認はこちらから。

シェイプ