「聴く力」は大きく分けて4つのレベルがあります。
レベル1
情報をありのまま、正確に聞き取ることができる
相手が話した内容をしっかり耳に留めていられますか?
「ごめん、もう一回言って!」
「あれ?待ち合わせは何時って言ってたっけ?」
…なんてこと、多くないですか?
メモに頼ってばかりいては、聞く力が身に付きません。
レベル2
話の要旨を理解しながら聴くことができる
「つまり何が言いたいのか?」「何がどうなのか」を論理的に組み立て、相手の言った内容の要旨を理解できる力。これも聴く力の1つです。
レベル3
話し手の意図を察知しながら聴くことができる
「相手はなぜ自分にこの話をするのだろう?」などと、話し手の意図を察知しながら聴けるようになると上級者です。
レベル4
話し手の本音を引き出し、話し手に好感の持たれるような聴き方ができる
「あなたと話をすると楽しい!」
「あなたともっと話したい!」
そう思われるようになったら、文句なしの「聴き上手」です。
聴き上手だと相手に信頼感を与えることもできます。
当然ですが、まずはレベル1がいつでもしっかり出来るようになることが聴き上手への第1歩!
次回は「レベル1 情報をありのまま、正確に聞き取ることができる」力を身に付けるための、具体的な方法をご紹介します。