塾長ブログ

毎年恒例!母の日のプレゼント

今日は「母の日」ですね。
4月上旬から準備を始め、みがくの学習の一環として行っている「母の日企画」。
生徒たちがお母さんに内緒で手紙やカードを書いて、お母さんにプレゼントするというサプライズ企画を毎年実施しています。

今年は少し趣向を変えてこんな企画にしてみました。
「平安時代の手紙&お守りを作って、お母さんにプレゼントしよう!」
…というものです。

平安時代から鎌倉時代にかけて、手紙を木や花の枝に結びつけて相手に渡す「結び枝」という風習がありました。
また、文字には不思議な力があり(言霊と言います)、経や呪言、願い事や夢などを書いて持ち歩くと、それが叶うと信じられていた時代でもありました。

生徒たちにその風習について説明し、結び枝の手紙と当時のお守りを作ってプレゼントするという内容にしたのです。

まずは手紙づくり。好きな便箋の柄を選ぶことからスタートです。
手紙にはお母さんへの感謝の気持ちをそれぞれ綴り、最後に次の言葉を記してもらいました。

■母に幸ひの訪はなむ(ははに さきわいの とぶらわなん)。
□訳 お母さんに幸せが訪れますように。

■母の真幸あらなむ(ははの まさきく あらなん)。
□訳 お母さんが健康でありますように。

平安時代の手紙を模しているので、当時の言葉を使って念をこめます(古文は私が作成。上記のうちどちらかを生徒たちに選択してもらいました)。

手紙を書いたら縦折りし、花の枝にくるんと結びつけて完成です。

次は平安時代のお守りづくり。
当時、貴族たちの間で流行っていたと言われるおまじないの言葉「泰安大吉(たいあん だいきち)」を紙に書いて小さく折り、お守り袋に入れてもらいます。
泰安大吉とは、「心がとても安らかでありますように。」そして、「大きな良いことがありますように。」という願いが込められた4文字です。
平安貴族たちはこの言葉にパワーを借りるべく、これを書いた紙を着物に忍ばせていたそうです。その風習を真似てみました。

手紙&お守りの完成!!
生徒たちはみんな真剣に取り組んでいましたよ。
届くといいね。大好きなお母さんへの感謝の気持ち。

…そう言えば…。
みんな~!今日がそのプレゼントを渡す日だよー!忘れている子はいないかな?結構前に持って帰ってもらったから、何だか心配~あせる


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