愛犬のゆーを亡くしてから5年半が経ちました。時間薬が徐々に悲しみを癒してくれましたが、未だに後悔の念は消えません。あの時、もっと早く異変に気づいていれば手遅れにならなかったのでは。あの時、病院に残さずに家に連れて帰っていれば、最期は私の腕の中で旅立てたのに…と。
いくら考えても詮無いことなのは分かっています。それでも悔やまずにはいられないのです。
でも、そんな私も昨年あたりから犬の動画を観ることができるようになりました。浴室に置いてあったゆーのシャンプー類をようやく処分することもできました。写真に話しかける言葉が、「ごめんね」より「ありがとう」のほうが多くなりました。
この自分本位な苦悩が浄化され、ゆーを想うときは感謝と愛だけに満たされる日が私にも訪れることを願っています。
