文部科学省の調査によると、国内に暮らす外国籍の子どもの数は昨年度の段階で16万人を超えるとのことです。日本語を母語としない子どもたちが、言葉によるストレスを感じずに日本で暮らしていくー。そのための学習支援を行っている団体•施設は全国に3000機関ほどあると言われています。その中の一つであり、札幌で20年以上活動を続けているボランティア団体「札幌子ども日本語クラブ」さんが、日本語学習における支援ハンドブックを制作しました。
北海道新聞でも紹介されました。
外国の子どもを支援する際に留意することや、実践的な指導方法などが具体的にまとめてられています。どんな教材をどのように使用しているのか、それに対する子どもたちの反応も添えられているので、読んでいて教室での取り組みが鮮明にイメージできました。悩み、試行錯誤しながらも子どもたちと真摯に向き合っているのがひしひしと伝わり、同じ教育者として胸が熱くなりました。AI時代の今、失いつつある大事なことに原点回帰できる内容だと思います。日本語教育に携わっている方には是非とも読んでいただきたい。
↓興味のある方はこちらからご購入(1冊500円)できます。
インフルエンザに罹患した娘。昨日から発熱し、21時に測ったときもまだ39度近くありました。熱よりも喉の痛みが酷いらしくて、声枯れもしています。
日中は勉強をして過ごしていましたが、座っているのが辛いらしくて大半を横になって過ごしていました。こんな娘を置いて出掛けるのは心配なのですが、今日は私もダンナも教室を休めません。夕食など必要なものを準備し、後ろ髪を引かれる思いで仕事へ。途中、娘にLINEをしても既読がつかないので不安が募ります。教室が終わり、急いで帰宅したところ玄関にこちらが置いてありました。
斜向かいに住むママ友がそっと玄関に置いて行ってくれたのです。野菜と果物、そして蒸し芋。
…膀胱炎が完治していない最悪の体調に加えて期限付き添削の山、テキストの校正作業、大好きな伯父の死、サイトへのサイバー攻撃、娘のインフルエンザ…。この数週間は心を悩ますことの連続だっただけに、ママ友の気遣いが泣きそうなぐらい心に沁みたのでした。
次は私自身が倒れてしまわないように気をつけます。

