塾長ブログ

評価方法を把握しよう!

中学校での成績については、それぞれの学校や学年、教科によって評価方法はまちまちですよね。
娘の通う札幌光星における教科ごとの評価方法は以下の通りです(1年生)。
⭐️英語
定期試験:活動点※=5:5
※ノートや課題の提出、小テスト、英単語コンクール、リスニングテスト、授業態度など
⭐️社会
定期試験:活動点※=7:3
※授業の振り返り、レポート、小テストなど
⭐️理科
①アースサイエンス
定期試験:活動点※=6:4
※ノートや課題などの提出物、小テスト、授業態度など
②ライフサイエンス
定期試験:活動点※=6:4
※ノートやプリント課題などの提出物など
国語と数学は明示されていませんでしたが、7:3か6:4のいずれかだと想定されます。
ここ数年、活動点が占める割合が大きくなりました。定期テストだけで評価が決まるのではなく、日頃の積み重ねにもスポットを当ててくれるのは、「コツコツ努力型」の子にとって嬉しい計らいです。定期テストの前に一夜漬けで勉強して、ある程度の点数が取れたとしても、普段の学習を疎かにすると活動点が低くなります。その結果、総合的な評価が上がらないということですね。これは光星中に限りません。割合の差こそあれ、公立の中学や高校でも同じことが言えるのではないでしょうか。
受験において推薦を狙う生徒にとっては、活動点も高得点をキープしたいものです。
皆様もご存知の通り、学校での評定と実際の学力は綺麗に比例するものではありません。定期テストは取れない(コツコツと継続した努力は苦手)けれど、模試や学力テストなどでは高得点が取れる生徒もいます。「地頭」やポテンシャル、センスなどといった言葉でよく表現されますよね。確かにその一面もあるのでしょう。長年指導をしていると、「努力とは別の、地力や資質のようなもの」を生徒から感じることが多々あります。ただ、それも野放しにしていると錆びついてしまいます。力を上手く引き出すことができなくて役に立ちません。どんなに良い資質を持っていても、奥で静かに眠っているだけの力はあてにならないのです。いざと言う時に頼れるのは、長い時間を費やして積み重ねてきた学力や体力、精神力。これは勉強に限らず、全ての分野にも言えることです。根性論を前面に出す訳ではありませんが、結局のところ「正しい方向に日々努力し、決して手を止めない子」が1番強いと思っています。
今日の朝、通知表が公開(連絡アプリ上で)されたので、それについては明日またお伝えしますね。
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