今日の午後、みがくの高校生を連れて傾聴ボランティアに行って来ました。話しかける生徒たちも笑顔。受け答えしてくださるご年配の方々も笑顔。見ている私まで嬉しい気持ちになりました。
ちなみに、私がお話しさせていただいたのは85歳のMさん。20代の頃、畳屋になるために弟子となって修業したことや、現在は自転車で食材を買いに行き、自炊をしていることなどを教えてくださいました。
前回の訪問でも感じましたが、ご年配の方のお話は面白いです、本当に。私は知りたがりなので、その方がどのような人生を送ってきたのか、どんなことを大切にして生きてきたのか、とても興味があります。
きっと生徒たちも各々感じたことがあるでしょう。その気持ちをどうか忘れずにいてください。ボランティアとは言いますが、こちら側が一方的に「助けてあげている」訳ではありません。ボランティアをすることによって、支援される側と同じぐらい、もしくはそれ以上のものを得ていると思うのです。とは言え、「何かを得るために奉仕する」のとも少し違います。誰かのことを思い、夢中になって取り組んだことが、気付けば自分の人生をも彩っていた。…それが理想ではないでしょうか。
次回の活動は冬休み。次からは受け入れ先の施設をもうひとつ増やす予定でいます。