塾長ブログ

最古の色を使って

今月の幼児教室で行う知育制作の準備をしています。私はもともと不器用なので、実は工作の類がものすごく苦手です。幼児である生徒たちのほうがよほど芸術的な作品を作るぐらいです。

特に私は色彩感覚に自信がなくて、いつも奇抜な色合いになるか無難な色でまとめるかの二択になりがちです。現在、「変な生き物図鑑を作ろう」という学習を行っていますが、生徒達の自由で伸びやかな発想、そして巧みなイラストに感心するばかり。

ところで、日本最古の色は「あか」「あを」「くろ」「しろ」で、この四色は古事記や日本書紀などの文献にも登場します。赤い(赤し)、青い(青し)、黒い(黒し)、白い(白し)と、◯(古くは、◯し)のように形容詞として用いられるのもこの4色のみでした。ご存知かもしれませんが、

赤し→明かし(あかし)…明るい

青し→淡し(あはし)…淡い

黒し→暗し(くらし)…暗い

白し→顕し(しるし)…はっきりしている

が語源とも考えられています。

日本の伝統色は1000以上あるとされていますが、原初カラーはこの4色から始まったのです。

今月はこれらの色を使った知育制作を行う予定ですよ。

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