塾長ブログ

やっと終わった…

娘の通う札幌光星中では、6月4日•5日の2日間にわたって前期中間試験が実施されました。

1年生は、1日目に国語、数学、ライフ、2日目に英語、アース、社会(地理)という試験スケジュールです。光星中では、化学と生物分野を学ぶライフと、物理と地学の分野を学ぶアースに授業が分かれています。

どこの中学も同じかもしれませんが、テスト1ヶ月前に1週間ごとの学習計画表を書いて、毎週明けに提出していたようです。計画通り進めることがいかに難しいことか、娘も今回で痛感したことでしょう。得たことを是非とも次回に活かして欲しいものです。

中学1年生、高校1年生にとっては初めての定期テスト。「どんなに勉強しても手応えがない」「どこまで勉強するのが正解なのかがわからない」と言うのが正直なところではないでしょうか。実際、初回のテストを生徒たちに見せてもらうと、「あれだけ言ったのに何故そこを間違える?何故見直さなかった?」と思わず突っ込みたくなるものばかり。もちろん本人たちは「勉強したつもり」なのでしょうが、指導者側から見ると、まだまだ詰めが甘くて、表面だけをさっとなぞったような勉強しかしていないなあ、と感じてしまうのですよね。例えば、社会などの説明問題にしても、手を動かして書いてみて欲しいのに、教科書を読んだだけですっかり理解したような気になってしまう。ところが、ぼんやりとしか覚えていないので、いざテストで書こうとすると上手くまとめられない、なんてことがよくあります。

私はよく、大事な知識を覚えるときには「自分より年下で、全くそれに関する知識のない人に教えるとしたら?…そう仮定して、先生になったつもりで実際に口に出して説明してごらん。」とアドバイスしています。誰かに教えようとすると、自分が理解できているところとそうではないところが明確化するからです。

娘に勉強を教える時も、例えば、「フォッサマグナって何?マオちゃん(小6)にもわかるように説明してみて」のように質問し、まずは口頭で、次に文章で説明してもらっています。もちろん初めからスラスラと言えるわけではありません。つまり何?具体的にはどこにあるの?などとさらに質問を重ねてようやく説明らしくなっていきます。そして仕上げとして、頭を整理しながら紙に書く作業をするのですが、そこまですると割としっかり記憶が定着するものです。

初めての定期テスト。娘は全教科に手応えを感じて帰って来たようですが、それも言葉半分で聞いています。緊張なのか驕りなのか、自分が思っている以上にケアレスミスをしているものだからです。むしろ間違えてくれたほうが次に活かせるとさえ思います。仮に手痛く失敗したとしても、試験の進め方や内容、問題量、時間配分…など、肌で感じることができただけでも大きな収穫です。反省し、次への飛躍に繋げることができるのならば、その失敗には充分に価値があります。

みがく生たちもテストが返却されたら、間違えたところを必ず復習してくださいね。それを終えたら、教室にテスト(問題文•答案•模範解答)を持って来てください。私たちも一緒に分析してみるので!

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