拙著「親子で学ぶ 一生モノの国語力」にも書かせていただきましたが、小学生の頃は国語辞書（紙の辞書）を大いに活用してもらいたいと考えています。

今はスマホでも言葉の意味が調べられるようになりました。煩わしい思いをしなくても簡単に検索が可能です。それでも国語辞書を引くという行為には多くのメリットがあります。

インターネットや電子辞書では調べたい言葉とその意味だけが表示されますが、紙の辞書では調べる過程でそれ以外の言葉も自然と目に入ります。その結果、言葉への興味に繋がることもありますし、結果として語彙が増えることもあり得ます。

また、ネット検索よりも正確で詳細な知識手を得ることができたり、頭と心を存分に働かせながら引くことで学習が能動的なものになったりもします。脳機能的にも「手を動かす」「考える」「イメージする」など、労力をかけて覚えたことは忘れにくいそうですよ。

みがくでも来週まで「言葉ノート（辞書引き）」学習を行う予定です。