塾長ブログ

キラキラとキラリ✨

今日の札幌。あちこちの幹線道路で交通渋滞しているようです。
私は今、このブログを新道校へ向かうバスの中から書いていますが、なかなか前に進みません(運転手は、雪のため…とアナウンスしていました)。少し動いては止まりの、のろのろ運転です。

ところで、この「のろのろ」という言葉。
なかなか進捗しない状態を表す副詞です。同じような副詞に「のろりと」があります。

上記のような副詞は結構多くて、
ふらふらと→ふらりと
ぐるぐると→ぐるりと
ふわふわと→ふわりと
まだまだ多数、似たような語があります。

同音を繰り返す副詞(ふら+ふら……)は、「○○り」と言う表現を同時に持つものが多く存在します。

文法的には明確な使い分けもありまして、
「○○り」は「その状態が1回だけ」で、「○○○○」は、「その状態が2回以上または持続的になされている」様子を表します。

例を挙げます。
●彼はふらふらと歩いていた。
●彼はふらりと倒れてしまった。

前者は、継続的にふらふらふら…と歩く様子を表し、後者は1度だけ「ふらっ」とした様子を表します。

どうでしょうか。
普段そんなことを意識してこれらの言葉を使っていませんよね。

私たち日本人は「感覚」で使いこなしていることが多いのですが、日本語を学ぶ外国の方たちにとっては、混乱の元となる表現の1つだと言われています。

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