塾長ブログ

言語獲得までの道のり

今日はひかり(2歳7カ月)と「あらいぐまラスカル」のアニメを観ました。30分弱、よそ見もせずに集中しています。

ヒヨコ「かわいいねー。ママ、ラスカルかわいいよねー!」
と興奮している娘に、ちゃんと内容がわかって観ているのかを確認してみたくなりました。

私「どうして男の子はラスカルをおうちに連れて行ったの?」
ヒヨコひかり「(ラスカルの)おかあさんが いなくなったから。」

私「どうしていなくなったのかな?」
ヒヨコひかり「おじさんが(鉄砲で)バーンってしたから しんだ。」

彼女なりに最低限の理解はしているようです。
1歳を過ぎた頃からこうやって意識的に、テレビや本の内容について質問しています。
また、観ている最中でも、「〇〇って…ということなんだよ」と出てきた言葉を教えたり、「今、このおじさん…しているんだよ」と、短い言葉で内容を簡単に解説したりも。

最近は語彙数も増えてきて、たどたどしくですが、会話が成り立つようになりました。

今朝もこんな会話を。
私「ひかり、この服だと歩きにくくない?」
の質問に、
ヒヨコひかり「ううん、あるきやすいよ。」

歩きにくい↔歩きやすい
の関係を理解してこその返答ですよね。
高さが高い、低い
値段が高い、安い
紙が厚い、薄い
部屋が暑い、寒い
などの反対語。
これらも少し大袈裟なくらいに会話に入れて意識させています。

とは言え、相手は2歳児。
学習の無理強いはできません。
上手く言葉を使えたら拍手をして大いに褒め、覚えたいという自らの意志を尊重してやりたいと考えています。

国語を教える人間として、言語獲得までの過程の「一例」を目の当たりにでき、大変興味深くもあります。


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