「歌のさわりだけ聞かせて!」
「ドラマのさわりだけ教えて!」
などの「さわり」という言葉。
正しく認識して使っていますか?
文化庁によると、この言葉の意味を「最初の部分」「冒頭部」「スタート部分」と解釈して用いている人が多いとのこと。
でもそれは誤用です!
もともと「さわり」というのは、江戸時代の芸能文化である浄瑠璃用語で、「1番の見せどころ」という意味で用いられていました。
なので、正しい意味は「話などの要(かなめ)部分、感動的な場面」です。
なので、歌のさわり…と言えば「サビ部分」で、ドラマのさわりと言えば、1番盛り上がりのある主要場面を指します。
今後、意識して使ったり聞いたりしてみてください。