「源氏物語」の中で詠まれたもので、私の好きな和歌があります。
光源氏と紫の上の相聞歌で、あまいあまーい愛の歌です。
光源氏
うす氷 とけぬる池のかがみには 世にたぐひなき 影ぞならべる
(訳) 薄氷の溶けた池の水面を見てごらん。世の中で最も幸せな僕たち2人の姿が映っているよ。
紫の上
くもりなき 池の鏡によろづ世を すむべき影ぞ しるく見えける
(訳)本当ね。曇りない池の水面に、永遠に添い遂げるはずの私たちの姿がはっきり見えるわ。
今日は私とダンナの3回目の結婚記念日です。
亡き母の誕生日を選んで入籍しました。
母の(生きていたら)68回目の誕生日と、私たち夫婦の結婚記念日。
妹がすき焼きとケーキでサプライズのお祝いをしてくれました。
まだまだ3年か。
光源氏と紫の上の歌のような夫婦になれたらいいな