塾長ブログ

夏の季語いろいろ

暑いですね。札幌市でも今日の午後は29.3℃を観測したそうです。

先週、俳句の学習をしていた中学生の質問対応をしているうちに「季語」の話になりました。俳句の季節は旧暦を基本としているので、新暦とは約1ヶ月ずれ(遅れ)ています。そのために、現代の感覚ではピンとこない季語も多々あるのです。

例えば、朝顔•枝豆•スイカ•ゴーヤ•七夕•盆踊りなどは「夏」の風物詩ですが、俳句の世界では秋の季語なのです。…うーん、紛らわしい。

ちなみに、現代俳句ではこんなものが夏の季語とされています。

キャンプ•アイスクリーム•アイスティー•アイスコーヒー•ビール•サイダー•アロハシャツ•サイダー•扇風機など。まさに夏の季語という感じですよね。

逆に「これが夏の季語なの?!」と意外な季語としては、虹•蜘蛛•トマト•苺•香水•ハンカチ•夕焼け•甘酒などが挙げられます。室町や江戸の初期には、暑気払いに栄養価の高い甘酒を飲むことが一般化していて、街には「甘酒売り」も多くいました。そのために夏のイメージとして定着したのでしょう。

 

季語豆知識でした。

メール

お問い合わせ

塾に関するお問い合わせ・ご相談はこちらから。

シェイプ
カレンダー

スケジュールカレンダー

各校のスケジュール確認はこちらから。

シェイプ